物質の三態のシミュレーション

物質の三態について、シミュレーションで視覚的に見えるようにしてみました。 一つの青い丸が原子一つに相当します。青い丸が動いているのが原子の運動です。 まだβ版というか、適当に作ってみただけなので、画面に表示されていても動作しない機能ばかりですので、 そのまま眺めてください(原子種を変えるとおかしくなっちゃいます)。

シミュレーションでは時間が進むにつれて昇温(50ps毎)していきます。 徐々に固体→液体→気体となります。。。と、言いつつもまぁ原子の初期配置は適当だし、バルクな系でもないので、 各相の区別はあまりできませんけど。 それぞれの状態で原子の様子がどのようになっているか(一応)視覚的に見えます。

計算モデルはLJでArを、速度ベルレに温度制御は束縛法を使ってます。 まぁ二次元の計算で、LJモデルなので実際の物性値は再現できていないでしょう。確認はしていませんが。 孤立系だし、原子数も少ないし・・・。

本シミュレーションはmikeさんの 分子のおもちゃ箱内で公開されている「(15)Lennard-Jones gas」を元にしています。 温度一定の制御を入れた以外はほぼオリジナルのままです(消えた機能の方が多い・・・)。 mikeさんのサイトにはもっと良質なシミュレーションがあるので、ぜひとも訪れて楽しんで欲しいと思います。 感動的なシミュレーションプログラムを数多く公開してくださっているmikeさんに感謝しています!