単位の種類 それぞれの関係
圧力 atm(アトム)、mmHg(ミリメートルエイチジー) 1atm=760mmHg
体積 L(リットル)、m3(立方センチメートル) 1000L=1m3
温度 ℃(度シー)、K(ケルビン) 0℃=273K
質量 g(グラム)、kg(キログラム)、t(トン) 1t=1000kg=1000000g
長さ cm(センチメートル)、nm(ナノメートル)、Å(オングストローム) 1Å=0.1nm=10−8cm
物質量 mol(モル) 1mol=6.02×1023
熱量 J(ジュール)、kJ(キロジュール)、cal(カロリー) 1kJ=1000J、1cal=4.186J


基本定数
アボガドロ定数NA 6.02×1023
      mol
気体定数R
0.082 atm・L
K・mol
絶対0度 −273.15℃
ファラデー定数F
9.64×10  C 
mol
求め方
質量パーセント濃度(%)
溶質の質量(g)
溶液の質量(g)
×100
モル濃度 ( mol
  L
)
溶質の物質量(mol)
  溶液の体積(L)
質量モル濃度 ( mol
 kg
)
溶質の物質量(mol)
  溶媒の質量(kg)
密度 (  g 
cm3
)
 質量(g) 
体積(cm3)

主に化学で使う単位を上の表にまとめてみました。
化学ではこれらの単位を元に、さまざまな単位を作っていきます。
実際に気体の状態方程式や、濃度の問題では、まずはじめに、 数字は使わずに、問題で与えられた単位をどうすれば、 求めるべき単位に変えることができるかを考えます。そのため、それぞれの単位が何を 表しているのかわからなければなりません。基本単位の数は決して多くないので、覚えてください。

密度や濃度の単位はしっかり覚えていてください。単位を覚えていれば、自ずから求め方もわかります。例えば、モル濃度の単位はmol/Lなので、モル濃度の出し方はmol÷Lつまり、モル÷体積です。わざわざ求め方の言葉を覚えなくても、単位さえ覚えておけば問題ありません。