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8.1 ゲームと歴史のつながり

まず筆者の勉強に対する原点はコンピューターゲームです。普通ゲームというと勉強の対極にあるものと考える人も いると思います。さて私が当時していたゲームは三国志や信長の野望、太閤立志伝、元朝秘史、大戦略のような 歴史シミュレーションゲームが主体でした。

これらのゲームと直接関連がある勉強分野は地理です。三国志は中華人民共和国、信長の野望では日本の地理を 覚えることができます。現在の地理だけでなく、昔の地名にも触れることができるので中学校の歴史や古文を するときに応用できます。また元朝秘史というのは、モンゴル帝国を主題としており、全世界をまたにかけた歴史シミュレーションゲームです。これで日本以外にも世界が広がり、なおかつ文明が存在し、そして歴史が存在していることを知り興味を 持ったのを覚えています。このようにゲーム自体は仮想的ですが、その舞台は実在したものであり、勉強との関連性は あります。

また三国志や信長の野望は登場人物の数も多く、名前も漢字であることがほとんどです。 そのためゲームを長時間やっていると歴史の教科書にも登場する有名な人物の名前から、歴史の資料集にさえ載っていない 無名な人物の名前までその気がなくとも覚えてしまいます。つまり漢字を覚えることに抵抗がなくなります。 そして元朝秘史や大戦略ではカタカナで人名や地名、兵器名が出てくるのでカタカナ語を覚える下地を作ったと言えます。 このようにゲームであっても長時間するということは何かを記憶する作業が伴います。そして記憶するという行為は勉強に そのまま応用させることができます。


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