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8.5 ゲームとコンピュータ、数学、英語

まずゲームと歴史をつなげて考えましたが、コンピュータと関連付けることもできます。 ゲームを動かすためにはパソコンやゲーム機が必要ですが、そこには半導体や電子回路が使われています。 半導体の理解は特に原爆とも関わりのあった化学、物理の知識を必要とします。 もっと深く理解するためには数学の知識も必要です。 またゲームはプログラムであり、プログラムと関連づけることもできます。 情報科が新設されたのでそれと直接関わることとなります。

そしてパソコンはインターネットを始めとした情報技術と直接関わります。 パソコンと触れる上でカタカナ語や略語は避けて通れません。 それらを覚えて理解する能力は当然、他の勉強に直接応用することができます。 そしてさらに英語もある程度知っておく必要があります。 基本的にコンピュータを扱う上で英語が全くできないことは致命的です。日本語だけではなんともならない領域が存在します。 最低限の英語の知識も持っておかなければなりません。

このように本来は楽しい遊びであるはずのゲームを出発地点として社会、国語、理科、数学、英語、 さらには家庭科や保健の領域までつながりました。勉強はおそらくほとんどのことと何らかの形で関係しています。 ここで紹介したゲームと勉強の関連性はほんの一部分に過ぎません。 ゲーム以外を出発地点にしても芋づる式に物事を展開していけば、必ず勉強に辿り着けるはずです。 自分の好きなものと勉強の関連性が見つかったとき、 そのときは勉強も今までよりほんの少しでも楽しくなっているはずです。

図 7: 勉強と日常生活や趣味との関連


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