このように勉強ができない理由は、決して才能などの先天的(生まれながらにしての性質)な要因のみに依存するのではなく、 後天的(生まれながらの性質でない)な要因が大きいと考えた方が都合が良いです。 つまり生まれながらに全てが決まっているようなそんなつまらない世界ではないということです。 いくらでも自分らしさを出す余地があり、いくらでも工夫する余地が残されているということです。
先ほども少し述べましたが、まずは基本的な心構えが大切です。勉強をするんだという基本的な心構えです。 勉強なんて絶対したくないし、面白くもないと拒絶していてはまず勉強ができるようにはならないはずです。 それではそのような基本的な心構えを持つためにはどうしたら良いのでしょうか。 様々な考え方があるでしょうが、勉強を受け入れるための考え方と勉強の意義、必要性を紹介します。
ただしこれから紹介する、勉強を受け入れる考え方や勉強の必要性だけで勉強ができるようにはまずなりません。 詳しくは後ほど述べますが、例えば勉強の必要性が分かっても勉強できないのは、 結局、勉強が面白くないということと関連します。 そういう意味では勉強が面白くないというのが根本的な原因です。 基本的に面白くないものはよほどのことがないと人間はしないものでしょう。 何かをやり続けるということは、一見大変そうに見えても何か楽しみが必ずあるはずです。 勉強を楽しむ、これが最終的な目標です。