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1.2 学習者本人を改善することの重要さ

学習者自身、つまりこれを読んでいるあなた自身に変わりなさいということは苦労を全部1人で背負い込む ように感じてしまうかもしれません。もし学校の先生がこれと同じを言ったら無責任だとさえ感じる かもしれません。

しかしそうであってもやはり学習者自身がより良い方向に変わる方が利点が多いです。 例えば、私達は周りの環境が自分に都合良く変わらないとしても、 勉強ができなくても、まぁそれも仕方ないかと諦めることはできません。 どのような学校でも、どのような親でも、周りに教えてくれるような人がいないとしても、 それを理由にして、勉強ができないことを受け入れることはできません。

それを受け入れれば結局損をするのは自分です。 どんな環境においても必ず役に立つのは、自分自身の考え方や意思の持ちようだけなので、 必然的に学習者本人、つまり自分自身を改善していくことが一番有効であるという結論に達します。

今まで「誰かが教育してくれるのは当たり前だ。勉強が分からないのは学校の先生の責任だ。」と平気で言う人もいました。 しかしそういう人に限って自分では何もやろうとしない、そして勉強もできない。 結果的に損をしているのが自分だということに気付いていません。

敢えて損をしたいと言うのなら構いませんが、どんな状況になってもそれなりにやっていくためには 自分自身で問題を解決していく必要があります。 そのため、これ以降は学習者の視点に立ち、どうすれば自分自身で勉強ができるようになるかを考えていきます。 つまり今生徒であればより良い生徒になれる方法を考えていくということです。


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