けるんずるーむ

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歯磨き粉の暗記とその経過

少し前にとある中学生の勉強に付き合っていたときに、その中学生は何から何まで完璧に覚えようと苦労していたが、それは違う。テスト前であれば完璧に覚える必要があるが、それ以外の場合は完璧には覚える必要はないだろう。 このことを一年ほど前に何を思ったのか歯磨き粉の成分を覚えてみたときのことと関連付けて考えていこうと思う。

一年ほど前に歯磨き粉の成分の暗記を通して、何かを覚えるコツやメカニズムを考えていた。歯磨き粉を覚えることに集中していた頃は、歯磨き粉の裏に書いてある成分表を完璧に覚えていた。 しかし半年ぐらいが経ち歯磨き粉の事が意識から離れてしまうと途端に成分表を思い出せなくなってしまった。 一部の成分名は思い出せても全ては思い出せない。今までは氷のように固定されていた記憶が、 水のように不安定な形になり一部は蒸発してしまったように不安定な記憶になってしまっていた。

やはり人間は全てを完璧に覚えてはいられないが、歯磨き粉を覚えたことは全く無駄になってしまったのかというとそうでも ない。もう一度、歯磨き粉の記憶を再固定させようと思えばすぐに記憶を固定化することができる。 この再固定化の作業は数分程度の事でしかない。

これらのことから、勉強においても普段からあまり使わない知識の記憶は完璧さを保っておく必要はないと結論付けられるだろう。 テストなどで必要なときだけ再固定化、完成度を高めれば良いと思われる。もっとも10年単位の長い年月の間に一度も 思い出さなければ、その記憶は忘却の彼方に消えてしまうかもしれないけれど。

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