これまで勉強の意義や必要性を考えてきましたが、それだけでは継続的な勉強を行えるだけの 強い動機付けにはならないという結論になりました。 また持続的に勉強を行うためには自分で勉強に対する動機付けを行うことが必要であることも 分かりました。つまり勉強を行う理由を自分で見つけ出す必要があります。
もちろんこれまで見てきたように勉強の意義や必要性が分かることも少なからず勉強の動機付けに なりますが、その効果は限定的なので他の勉強する理由が必要です。 人間が継続的に物事を行うためには信念であったり、あこがれであったり、何かを強く求めるような 心、感情が必ず存在しています。自分を物事に駆り立てることのできる感情を見つけることは勉強を行う上で 必要です。この章では主にどのよう感情が勉強する理由になるのかを考えていこうと思います。